講座 バラと宿年草とのコラボ
4月末に「バラを知る、宿年草との色妙技」と題された講座を拝聴致しました。
講師は河合伸志さんでございます。私は存じ上げませんでしたが
明治大学(学部を失念)も卒業されているそう。その後更に千葉大学院で学ばれた方ですので、ご自身で仰っていましたが・・・園芸オタクです(^▽^)/。
河合さんの作品 ↓
スライドを交えたわかり易いトーク、実際のバラを回して見せて(香りを嗅がせて)下さったり飽きさせない講座は、さすがでございます。
その上サイン会ではお一人お一人と向き合い、同じような質問にも丁寧に各々お答えくださいました。Σ(・□・;)
さぞお疲れなのでは・・・とこちらが心配してしまいましたょ。
なのに私は
生育不良?ホルモン異常?などと、ずーっと心配していたカフェラテちゃんを持参してしまい、ちゃっかり診て頂きました( ^ω^)・・・すみません。
ともかく、目と耳と鼻と脳が刺激され学びが深かったです。
お庭でしたら是非バラとコラボさせたいと思ったノウゼンカズラ。☝
一般的ですがクレマチスとのコラボも素敵!
河合さんがお薦めしていたのは
*ナイトヴェール
*アフロディーテエレガフミナ
*プリンスチャールズ →薄いお色目のバラと合う
クレマチスとのコラボ術はNHK「趣味の園芸」5月号にちょうど記載されていますね。
今回の講座で学んだ大切なポイントをまとめました。
もっともっと事細かに教えて頂きましたが、ざっと記します。
ばらと草花が調和するお庭にするには、バラと同じ環境で育つ草花を選びことが大切。
お互いの個性を引き立て合わせることで魅力的な風景に仕上がる。
1・同系色でまとめましょう。
広いお庭だとぼやけるので適度に反対色を置きリズムを作ろう。
2・フォルム(面のもの、線のもの)の違うものをうまく組み合わせましょう。手前に丸い感じの物を置いたならば、奥には長い線のものを置いてみる。
3・質感を意識しましょう。
マットのもの、メタリックなものはシャープに仕上がる、ということを意識してみる。
あとは河合さんの著書「もっと知りたい!バラの栽培と剪定講座」(ビズ)に書いてあります。(特にp87~p97)
ビズから出されているバラの本は、実験→結果がカラーでわかるので腑に落ちやすく、どの本もお気に入りです(。・ω・。)ノ♡。眺めているだけでもいい気分になる本ばかり(^^♪
ただし
Dr真島の「完全オーガニックバラ栽培」は、眺めていると気持ち悪くなりますが(すみません)、科学の実験のようでとても面白い!!(しかし2012年初発行なので、中にはもっといい方法も今ではあるかと思いますが必見です)
こういうバラの講座は必ず学びがあるので
今後も是非参加したいです。